Balletweek Magazine

 

~公演インタビュー~

ヒューストン・バレエ 来日公演

『オープニング・ガラ』&『ジゼル』

Balletweek Magazine 独占取材

NEW 2025.5.23  更新

 <アメリカ ヒューストン・バレエ プリンシパル

加治屋 百合子さんインタビュー

子供時代のバレエとの出会いからアメリカで輝く現在へ!

 

宝石箱を開けたような様々な作品を楽しめる公演

『オープニング・ガラ』

壮麗な舞台美術とドラマティックな演出の

『ジゼル』

 

異国の地にいながら、強い精神力を持ち努力を続けた10歳の少女、ピュアで真剣なまなざしでバレエに立ち向かい、

勝ち取ったローザンヌコンクールへの道、

加治屋さんのスタート地点から、今回の公演に馳せる思いまでを

インタビューしました。

 

🌟『オープニング・ガラ』&『ジゼル』公演情報はこちら☞🌟


◆プロフィール◆ 

加治屋 百合子

(Yuriko Kajiya)

 

8歳でバレエを始める。

中国国立の上海舞踊学校で学び、奨学金を得て首席で卒業。

2000年 ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞受賞後、カナダ国立バレエ学校で学ぶ。

2002年 ABT(アメリカン・バレエ・シアター)入団。

2014年よりヒューストン・バレエで活躍。

Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」、TIME誌「次世代リーダー」などでも紹介された。

国際的なキャリアが評価され、令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。 

■■自分で道を切り開いた一人の小さな少女――加治屋百合子さんがバレリーナになるまでの道■■

 

★バレエウィーク(以下BW)★ 子供のころから日本ではなく海外でバレエに励み、様々な国へ留学され、今、アメリカのバレエ団でご活躍されていることに大変興味を感じます。そのような経歴に至った加治屋さんの出発点である子供時代とはどのようなものだったのでしょう?

 

★加治屋★ 経歴だけみると、小さいころからバレリーナを目指して海外へ行ったのかと思われることが多いのですが、実はそうではないんです!週1、2回くらいバレエを習っていただけで、そこまで真剣に取り組んでいた訳でもなく、バレリーナを子供時代から目指してもいませんでした。たまたま父が転勤で上海に住んでいたので、上海にゆかりがありました。

当時、父が転勤で上海を行き来していたので、上海舞踊学校に留学してみない?と、学校の写真を色々と見せてくれました。両親は短期留学で文化交流を体験できればと思っていたようです。まさか自分でも6年も在籍することになるとは思いませんでしたね(笑)。両親もバレリーナにするつもりがあった訳でもありませんでしたし。その学校は完全な寮生活で、学業とダンスの両方を習うとても厳しい学校でした。全寮制の国立舞踊学校なので自国中国の生徒が優先され、ごく普通の日本人の私に先生の目が特別向くことはありませんでしたので、悔しい思いをしていました。当時の中国は発展途上で生活条件も良くない時代でしたので、学校側からも日本人の子供がここで長く一人で留学生活をしていくのは難しいだろうとも言われていました。なので2か月後くらいに母が「帰国しよう」、と学校まで引き取りに来たのです。でもその時に自分で「残りたい」と決めたんですね。それはバレエが好きだったからではなく、ここで帰ってしまったら始めたばっかりのことをこんなに早く辞めてしまうことになる、それでいいのだろうか?と10歳、小学4年生ながらに思ったのを覚えています。

 

13歳くらいからヴァリエーションを教えてもらえるようになって、ようやくバレエが楽しいと思えるようになってきました。ある日、自主練で練習していたことを褒めていただいたことがありました。「練習した事で上手になって先生に褒められた!」他の生徒と同様にはみてもらえなかった中国人優先の学校生活の中で、それがとても嬉しくて!それからは練習魔になりました(笑)そしてバレエの虜になり、踊ることがどんどん楽しくなっていきました。

 

14歳の時に名古屋国際バレエ・コンクールに出場しました。また、一時帰国中に家族が録画してくれていた「ローザンヌ国際コンクール」をテレビで見ていたら、名古屋出身のダンサーが賞を受賞していたのです。そこまで年齢が変わらず、しかも同じ名古屋ということでインスピレーションを受けて、それをきっかけにローザンヌコンクールに憧れを持つようになり、出場することが当時の夢となりました。

 

15歳の時、ついに夢が叶いました。当時のローザンヌ国際バレエコンクールへの出場枠は、同じ学校から4名までという規制があり、学校側は当初その枠を中国人生徒に割り当てる方針でした。しかし、ローザンヌへの挑戦は私にとって大きな目標であり、簡単に諦めることはできませんでした。

 

そこで親にも協力してもらい学校に交渉しました。その結果、学校側から「公平な選別会を実施し、上位4名に入れば出場できる」という条件を提案してくださいました。選別会の結果、見事に上位4名に入り、ローザンヌコンクールへの切符を手にしました。「努力をすれば、道は開けるんだ!!」と子供ながらに強く実感した瞬間でした。

 

 

★BW★ 素晴らしすぎるお子様だったのですね(笑)‼ 努力を怠たらず、あきらめない精神がとても前向きで尊敬できます。その後コンクールをきっかけに、今度はカナダ、アメリカへと進んでいったのはどういう理由だったのですか?

 

★加治屋★ ローザンヌコンクールではローザンヌ賞を受賞しました。このコンクールの趣旨は、プロとしての将来に向けて手助けをするということです。入賞すれば世界各国の名門バレエ学校に留学できますし、年齢が少し上の人は著名なバレエ団の研修生にもなれます。私は最年少の15歳でしたので、学校へ留学できる権利を頂いたのです。

 

ですが、当時の中国ではインターネットもなく情報もないので、どこに留学したらいいのか全く見当がつきませんでした💦各バレエ団がどんな作品を上演しているのか、どんな団員がいるのかも分かりません。知識もなかったので、コンクール側にどこに行ったらいいのか聞いてみたのです。ローザンヌ側から、今までの上海のスパルタ教育とは正反対のところに行ってみたらどうかという提案を頂き、カナダ国立バレエ学校を推薦されました。そして言われた通りにまずは進むことにしたのです。そこは上海舞踊学校とは打って変わって、スパルタではなく、いつでも練習できるスタジオの環境もなく、違いすぎる環境に初めは戸惑いました。そこは、一人の人間としてダンス以外のことにも教育の目を向けているような学校でした。環境があまりにも異なり、思うように自主練習の時間もとれなかったためストレスを感じるほどでした。そんな状況でしたので、英語も話せない中、校長先生に「いつでも練習できるようにスタジオを開けてもらいたい。もっと練習したい。」などと交渉しに行ってみたのです。そうしたら二日後くらいにはスタジオも改善され、百合子はもっとレベルの高いクラスも受けるべきだと言って下さり、急にクラスも上げてくれたりし(笑)、いろいろと理解もしてもらえたのです。カナダの1年がなかったら、その後のニューヨークでさらなる多大なカルチャーショックを受けていたと思うので、カナダでの日々はとても貴重だったと思っています。

 

カナダでの寮生活中、『センターステージ』というバレエ映画が当時流行っていました。私も、その出演者の一人であるジュリー・ケントに憧れを持つようになりました。また『ABT NOW』というDVDも寮でよく見ていました。その舞台であったアメリカン・バレエ・シアター(ABT)に強く惹かれ、入団したいと思ったのです。そしてABTのプライベートオーディションを受けに行く運びとなりました。そのオーディションの現場で、なんと憧れの『センターステージ』に出演していたジュリーにお会いすることができたのです。10代の時から憧れていた彼女は、なんと今はヒューストン・バレエで芸術監督を務めており、一緒に仕事をする関係になりました。

 

 そして17歳でABTのスタジオカンパニー(ジュニアカンパニー)に入ることができました。またまたここで運命的な出会いがあったのです!入って1日目のリハーサルで振付をしていたのがたまたま現在ヒューストン・バレエで芸術監督を務めるスタントン・ウェルチだったのです。ここにも現在への大切な繋がりがあったのです‼ 彼自身当時は若手振付家として初めてABTで振付をされていました。彼は2作品を創作していて、1つはジュニアカンパニー用、もう1つはメインカンパニー(本団)用でした。そのメインカンパニーに振付していたものが今回上演する『クリア』なのです。これは7人の男性と1人の女性で構成された作品で、オリジナルキャストはなんとジュリーでした。今回は私がその1人の女性の役を踊ります!

実は、今までの自分の過去を振り返るとどこかで全部が繋がっていて、その繋がりが今の自分を築いていることに驚かされ、感慨を覚えます。

 

その後、私はABTのジュニアカンパニーから本カンパニーに上がったのですが、その時、スタントンは悔しがっていたという話を後から伺いました(笑)。当時彼の在籍しているオーストラリア・バレエ団に来て欲しかったと思って下さっていたようなのです!また、もう1つ当時おっしゃっていたことが、彼が振り付けた最初の全幕作品である『蝶々夫人』を私に踊ってほしいと考えていたようでした。その後、私は現在所属しているヒューストン・バレエに移籍するのですが、そこでスタントンと再会し、ついに『蝶々夫人』を踊らさせて頂くことになりました。今までの出会いと繋がりに驚きと感謝を隠せませんね!

 

 ★BW★ 目標に向かって強く進んでいけば、夢がかなうのですね。憧れを持つことの大切さを今日、加治屋さんから学んだような気がします!

 

 

■■宝石箱を開けたような、輝かしい作品が詰まったガラ公演『オープニング・ガラ』の見どころとは?■■

 

 ★BW★ この公演のラインナップを見た時に公演が贅沢すぎる!と思っていたのですが、いろいろとみなさんの今までの思いと歴史がいっぱい詰まっていたのですね。その一つ一つの思い入れがある上で、日本のみなさんに今回観ていただきたいところはどんなところでしょうか?

 

★加治屋★ 日本のみなさまによりヒューストン・バレエの特徴を知ってもらうためには、この『オープニング・ガラ』を観て頂くことがとてもよいと思っています。今回のガラ公演作品はすべてスタントン・ウェルチの作品です。ヒューストン・バレエのレパートリーの幅の広さもお楽しみ頂けますし、一人一人のダンサーがどのような個性や特徴を持ったダンサーなのかもお分かり頂けるかと思います。今回の作品は、まさにヒューストン・バレエのダンサーたちの宝石箱のような、みんなが輝いている作品です!

観て頂いた方には、きっと自分のお気に入りのダンサーを見つけることができる公演になっていると思いますよ‼

 

 

 ★BW★ ヒューストン・バレエらしさを感じられるような構成の作品群になっているのですね。さらに楽しみになってきました!!このバレエ団を代表するような個々の作品についての特徴を少し教えて頂いてもよろしいでしょうか?

 

★加治屋★ 個々の作品の特徴がそれぞれ全く違う5作品になります。『ヴェロシティ』と『蝶々夫人』はスタントンがまだオーストラリア・バレエ団にいらした時に振り付けた作品でした。先ほどお話しましたが、『クリア』はABTに、そして『シルビア』と『魂の音』はヒューストン・バレエに創作したものです。

 

『蝶々夫人』はスタントンが23歳の時に初めて振り付けた全幕作品で、今回パ・ド・ドゥ部分を抜粋してお届けします。数か月前にニューヨークで上演したのですが、「抜粋にも関わらず、全幕バレエを観ているような気分になり、作品に入り込めた」と言って頂けたのが印象的でした。その後、全幕が観てみたいと言って下さった方もいらしたくらいです。オペラの曲を使っており、音楽に非常にマッチした振付かつ、アクロバティックなパートナリングが特徴で、非常に見応えのある作品だと思います。ニューヨークのお客様は初めてご覧になる方々が多く、度肝を抜かれたというような感想を多くの方から頂きました。日本のお客様の反応も今からとても楽しみです。ちなみに、初演は30年以上前なのですが初演の年のキャストには吉田都さんがいらして、当時スタントンの弟と踊っていました。

 

『シルビア』の方はチャーミングな作品なのですが、こちらも非常にアクロバティックで、難易度の高い作品になっています。

 

 

★BW★ 『魂の音』と『ヴェロシティ』はまた全然違う雰囲気なのですか?

 

★加治屋★そうですね。 『魂の音』は当時ヒューストン・バレエが著名なピアニストのラン・ランとのコラボレーション作品としてフランスで上演したものです。ラン・ランが舞台上でピアノを演奏し、ダンサーと共演しました。『ヴェロシティ』や『クリア』のダイナミックな作品とは違う、とてもシックな作品です。こちらはアクロバティックなことをしている訳ではないのですが、それでもまたすごく難易度が高く(笑)、コントロールがとても難しい作品です。ショパンの曲を使用しているので、とても美しいです。

 

『ヴェロシティ』に関しては、1幕完結の作品ですが、これも(笑)難しい作品なのです。ストーリーはないのですが、ヒューストン・バレエの身体能力の高いダンサーのソロが多く詰まった作品です。ヒューストン・バレエのダンサーたちの身体能力の高さを存分にお楽しみ頂けると思います。

 

是非、『ジゼル』と合わせてガラ公演も観て頂きたいです。

全く違うので、違いを楽しめるという意味でも両方観て頂ければうれしいです!

 

 

■■スタントン・ウェルチ版 『ジゼル』の真相とは・・・■■

 

★BW★ では、今回の全幕作品『ジゼル』はヒューストン・バレエ版として、私たち日本人がみて新鮮な部分はどのようなところなのでしょうか?

 

★加治屋★ スタントン版『ジゼル』は彼なりのツイストを入れています。通常の『ジゼル』では、オリジナルスコアから削除されている曲が意外と多いのですが、スタントンはオリジナルにより近いかたちで音楽を使用しているため、みなさんが親しみのある『ジゼル』よりも20分くらい長くなっています。恐らく、この音楽あったっけ?というようなことろも多いと思います。一番特徴的なのは、ジゼルの狂乱するシーンが通常より2~3倍の長さになっているところです。その分、よりドラマティックに感じていただけるでしょう。このスタントンの『ジゼル』を一度やると、1人の人間としてのドロドロとした感情や、葛藤を演じながらとても感じられます。1幕最後にジゼルが亡くなっていくところも非常に見ごたえがありますよ。

 

 

★BW★ ご自身でイメージされている役作りなど、気を付けていることはどのようなところなのでしょう?

 

★加治屋★ ジゼルを踊るにあたって、ジゼルは亡霊でも他のウィリーとは全く違っていていいと思っています。何が違うかというと、冷たさが違うのです。ジゼルはまだ魂はこの世に残っているかのような、亡霊になったばかりで、生身のある亡霊なのです。つまりまだ温かみのある亡霊。彼女はまだ亡くなったばかりですし、アルブレヒトを助けたいと一心に思う気持ちがあるので、温かさがあるジゼルでよいと思っています。冷たい無表情さで死の世界を表してはいないという解釈でやっているところが、通常とは少し異なると思われるかもしれません。

 

スタントン版『ジゼル』は初演が2016年、次が2019年、そしてその次が今回の日本公演です。2回踊っていますが、それぞれ踊り終わった後の自分の気持ちが全く違いました。もちろん全く同じではいけないと思っています。経験も積んでいるし、常に成長していないといけないとはいつも思っているのですが、2016年は彼を救えたという安心感、無事に踊れたという安心感からか、ほっとした気持ちでした。2019年は踊って舞台袖に入った後に、彼を残して消えないといけないことが悲しすぎると感じたのを覚えています。演じ終わった時の感情が毎回違います。今回の日本公演ではどのような感情になるのかも自分の中で楽しみです!

 

 

■■これからの目標、そして今回の公演に向けて・・・■■

 

★BW★ 今までのご活躍もすでに大変すばらしいですが、これからの加治屋さんの目標、目指すところはどのようなことなのでしょう?

 

★加治屋★ 経験を積むに連れて、その時その歳に合ったことをやっていけたらと思っています。ABTに在籍していた13年間と現在のヒューストン・バレエでの10年間では、自分が演じてきたレパートリーがガラっと違うのです。真逆と言ってもいいくらいですね。ABTは若手でしたし、若さやエネルギッシュな印象が必要な役が回ってきました。その時は自分がまだ経験を積んでいないので、他の大役をやりたいとさえ思えなかったですし、できるとも思いませんでした。ヒューストン・バレエに移った時には、シックでドラマティックな作品が合っていると思って下さり、ABTではあまりやっていなかった役柄に挑戦する機会を頂き、新しい一面をスタントンに見出して頂き、可能性を広げてもらいました。ヒューストン・バレエ入団を機にドラマティックな『蝶々夫人』や、『マノン』などの作品も踊らさせて頂いています。今後も経験と歳に合わせて新たな役に出会い、挑戦できることを今はとても楽しみに思っています。

 

 

★BW★今回のヒューストン・バレエを代表するような作品で構成された日本公演を目の前に、加治屋さんとしてはどのような方に観ていただきたいと思いますか?

 

★加治屋★ 私自身がローザンヌコンクールに出たきっかけも同じ名古屋の身近な方にインスピレーションを受けたためでしたので、この舞台を観て、これからの若いダンサーの皆様に海外で踊ることの可能性をもっと知ってほしいと思っています。これからダンサーを目指す方々のインスピレーションに私がなることができたらとても嬉しいです。

 

また、多くの方にアメリカバレエの面白さを知っていただきたいと思っています。実は、アメリカのバレエ団が日本に来る機会はとても少ないのです。前回のヒューストン・バレエの来日公演が2022年でした。その後まだどこのアメリカのバレエ団も来日していませんし、その前はなんと2014年の他のアメリカのバレエ団の来日公演まで遡るのです。アメリカバレエを観て頂く機会が大変少なくとても残念なのですが、観に来てくださったすべての方に、アメリカのバレエを通してアメリカの文化をも感じてほしいと思っています。

 

アメリカの場合、やはりブロードウェイの文化の影響は切っても切り離せないと感じています。ブロードウェイが好きな方、ミュージカルが好きな方、アメリカが好きな方にはより楽しんでもらえると思うのです。アメリカの文化はやはりエンターテイメント性が高いというところが特徴です。バランシンなどの作品もアメリカバレエの文化を語る上で非常に影響力を感じます。今回のスタントンの作品もとてもエンターテイメント性が高いのです。

前回のヒューストン・バレエ来日公演にてスタントン版『白鳥の湖』を上演した時も、日本の多くのみなさんにより馴染みのあるロシア版『白鳥の湖』とは大きく違ったので、大丈夫かな?と思いましたが、「アメリカのバレエって面白い!!」と言ってくれる方々が多かったです。ストーリーが面白いとも言って頂きました。私も日本のお客様の反応がとても勉強になりました。

 

今回はヒューストン・バレエのカンパニー全員が来日します。メンバーみんな日本が大好きで、今からとても楽しみにしています!2演目を東京と名古屋で上演するため滞在も長く、メンバーにとってもより充実した来日となるでしょう。

そして、ヒューストン・バレエには私含めて6人もの日本人ダンサーがいます。日本のお客様にヒューストンで活躍する他の日本人ダンサーにも注目していただきたいです。

是非、そんなメンバーの私たちに会いに、劇場へ足をお運びください!

 

★BW★ 加治屋さん、貴重なお話をたくさんありがとうございました。私たちもお話を聞いて、ヒューストン・バレエに大変興味を感じました。夏の公演が楽しみです!

 

ヒューストン・バレエ『オープニング・ガラ』/『ジゼル』の公式ページはこちら 

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◆◆◆公演情報◆◆◆

2022年の初来日公演で鮮烈な印象を残したヒューストン・バレエが待望の再来日!

ヒューストン・バレエ『オープニング・ガラ』/『ジゼル』

 

『オープニング・ガラ』

  星屑のように散りばめられた高難度のステップと音楽の融合。スタントン・ウェルチの才華溢れるダンスの銀河!

  日程 2025年7月3日(木) 19:00開演(18:15開場)

  会場 東京文化会館 大ホール

 

  日程 2025年7月10日(木)19:00開演(18:15開場)

  会場 愛知県芸術劇場 大ホール

 

 『ジゼル』

  壮麗な舞台美術と充実した舞踊シーンで紡ぐ愛と裏切り、そして赦しの物語。

  日程 2025年7月5日(土)  14:00開演(13:15開場)/19:00開演(18:15開場)

     2025年7月6日(日)  13:00開演(12:15開場)

  会場 東京文化会館 大ホール

 

  日程 2025年7月12日(土)13:00開演(12:15開場)

   会場 愛知県芸術劇場 大ホール

 

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