Balletweek Magazine

NEW 2024.5.12 更新

~発表会ルポ~

STUDIO MARTY PERFORMANCE


 

 

STUDIO MARTY 

PERFORMANCE

 

2024/5/12(日)

@町田市民ホール 

 

 

 

  2011年に開校したスタジオマーティの大人オープンクラス第6回目合同発表会が町田市民ホールにて開催されました。大人だけの発表会で2日間の公演というとても大規模な公演でした。開校13年で年を重ねるごとに生徒の数も増え、発表会の規模も大きくなり、生徒のみなさんのレベルもUPし、様々な作品に挑戦できるようになりました。そしてついに今回の発表会では、初めてバレエの古典作品の全幕物に挑戦するという記念の回となりました。

 

1日目はスタジオそれぞれの先生の振付による作品集『バレエコンサート』が2部構成で披露されました。50人以上の生徒がそれぞれの先生の作品に参加し、クラシックバレエやコンテンポラリーダンスなどのバレエ作品10作品が発表されました。一つ一つの作品が数曲から構成されている大作が多く、開校当初からその先生のもとで長年レッスンを受けている生徒も多いようで、振付の先生の求める世界観がうまく作品に体現できているような印象を観客席で感じることができました。それぞれの作品には振付家の個性が色濃くでていて、多様なダンスシーンを楽しむことができました。長年の指導と生徒の頑張り、そして継続あっての結果が今回の舞台に現れていました。大人クラスの発表会としては、作品構成の面でも、ダンサーの技術面でも非常に見ごたえを感じられる舞台でした。

 

また、2日目の公演は『白鳥の湖 全4幕』でした。こちらはバレエコンサートに出演の生徒の皆様を中心に、その他男性ゲストダンサーはもちろんのこと、各マーティスタジオの先生方、そして賛助出演としてマーティの運営するバレエ団マーティバレエダンサーズ(MBD)のメンバーも加わり、さらにレベルアップした超大作が上演されました。演出はMBDのディレクターを務める吉田むつき先生によるものでした。全体を通し、

一幕の明るく楽しさ溢れる幕開きは、豪華な舞台装置と煌びやかな衣装も相まって、まるで絵画のワンシーンのような雰囲気で始まりました。

 

 続く白鳥の湖を代表する2幕は湖のほとりでの白鳥が舞う幻想的な場面。24羽での演技は出のシーンから迫力もあり、クラシックバレエの王道であるバレエブランの代表的なシーンがとてもきれいに完成していました。

 

 

4幕の頭のシーンはスモークがたかれた中に24羽の白鳥が悲しみに明け暮れているシーンからスタートしました。幻想的なシーンが描かれ、王子とオデットの心の動きがはっきりと読み取れるような演出になっていました。最後には

 

 

賛助出演のプロダンサーMBDやマーティスタジオの複数の先生方とも一緒に踊れることが、生徒の刺激とレベルUPにもつながっているように思いました。このように多くのサポートダンサーが発表会の制作に一同に集まることができる環境にあるスタジオは珍しく、

 

総合芸術としてのバレエの発展と生徒の実力UPに繋がっているように思いました。大人発表会としては、本格的なスタジオマーティの全幕作品バレエは、出演者が招いたお客様はもちろんのこと、バレエを見たことがない方から、バレエを習っているこどもから大人までが舞台の参考にという目的でも鑑賞しやすく、誰もが気軽にホールに足を運んで本格的はバレエの全幕ストーリーを楽しめる場となっていました。

今後の発表会もさらなる楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

 

 「バレエコンサート」では、各学年にふさわしい演出や技術を取り入れた作品集となっており、前回より各個人がレベルアップした作品に取り組み、生徒たちの努力と頑張りが輝かしく感じられる舞台でした。それぞれが大きな課題と緊張を抱えながらも、本番後に袖に戻ってきた時は、『楽しかった!』と晴れ晴れした表情を見せてくれ、達成感を味わえるパフォーマンスとなっていたようでした。

 また、アカデミーの講師もクラシックバレエの代表作「ドン・キホーテ」のハイライトを踊り、普段なかなか子供たちに見せることができない先生方の踊りを観ることで、よりバレエ作品に親しむこともできました。


 「眠れる森の美女」では、今年に入ってバレエを始めたばかりの小さなバレリーナや、舞台に上がるのが初めての大人出演者の方から、長年レッスンしコンクールなどにも挑戦している生徒、そして賛助出演として舞台に華を添えてくれた名だたるバレエ団所属のプロ男性バレエダンサーの方々がやマーティバレエダンサーズの方々まで、幅広い年齢とレベルの参加者で一つの舞台を作り上げました。

 みんなで一つの目標に向かい、それぞれが講師のきめ細かい指導や周りからのサポートを受けて完成した「眠れる森の美女」は、一体感がある華やかな仕上がりとなっていました。子供たちも身近にプロダンサーの踊りを観る機会に恵まれ、リハーサルでは常に刺激を受けられる恵まれた環境で育っていました。この一夏でそれぞれが大変貴重な経験のもとに大きく成長し、すがすがしく輝いた笑顔で本番の幕を閉じることができた舞台となりました。

 

 次回のマーティジュニアバレエアカデミー発表会では、さらに成長した子供たちに会えるのを楽しみにしたいと思います。

 

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