バレエ公演レポート

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~感動の舞台~

バレエ公演REPORT


 

GKB Professional Performance

GISELLE

2022.7.31(日)

ルネこだいら 大ホール 

 

当日未公開舞台映像 10月14日(金)ONLINE配信スタート‼

 

 

  7/31(日)GKBパフォーマンスの公演が、ルネこだいら大ホールにて開催されました。NBAバレエ団ファーストソリストの刑部星矢さんが代表を務めるGKBパフォーマンス。踊りを愛する多くの方々が輝く場所、学ぶ場所を、創り出していきたい。そして、いずれは一流のダンサーに集まって頂いて、プロフェッショナルの舞台を開催したいという想いから、今回第1回GKBプロフェッショナルパフォーマンスの公演が上演となりました。

 

マチネ公演は、一般の方の為のジョイントパフォーマンス「第2回GKBパフォーマンス」も併せて開催され、Vaやパ・ド・ドゥなど、プロを交えた多くの出演者の発表の場となりました。

 

ソワレ公演は、第一回「GKBプロフェッショナルパフォーマンス」。演目は『GISELLE』でした。

テーマは『〜3つの作品で繋ぐロマンティックバレエの新しい形〜』となっており、安西健塁さん振付の『Null』、中弥智博さん振付の『白百の許し』、刑部星矢さん再演出のジゼル『Act.2』の3作品。テーマは共通して3作品ともジゼルとなっていますが、クラシック作品だけではない新しい形の表現のジゼルを堪能することができました。

会場が暗くなると、緞帳前にオープニング映像が流れ、舞台がスタート。各作品の振付家、ダンサーの紹介とリハーサル風景が映し出され、これから始まる公演への期待が高まります。

安西健塁さん振付の『Null』は、8人のダンサーで構成されており、力強い音楽、色とりどりに変わる照明と共に幕を開けました。

メインロールの大島淑江さんの踊りは、繊細で哀しさを纏う表現で、まさにジゼルを感じさせる踊りでした。対照的に斎藤耀さん、大森康正さんからはダイナミックで力強さを感じる踊りで新しいジゼルの世界観に引き込まれました。この作品では、ジゼルのシーンや役は公開されていないので、観る人によって感じ方・捉え方はそれぞれであり、10人居れば十通りの物語ができるというところに奥深さがあり、新しい発見を一人一人が楽しめる作品でした。

 

中弥智博さん振付の『白百の許し』は、7月31日には残念ながら諸事情により上演できなかったため、10月14日にLIVE配信となりました。どのような形で『GISELLE』を表現している作品なのかとても興味深いですね。

 LIVE配信はこちら☞ (リンク先がきたら貼る)

最後の作品は、刑部星矢さん再演出のジゼル『Act.2』。

ジゼルを演じた渡辺恭子さんとアルブレヒトを演じた清水健太さんは今回が初共演だったようですが、息はぴったり合い、深い悲しみ・喪失感の中にもジゼルへの純粋な愛を感じるパ・ド・ドゥでした。渡辺恭子さんの手先・足先の細部まで至った一つ一つの柔らかい動きはとても印象的で、その柔らかさの中にもはっきりと感じられる芯の強さ・揺るぎないテクニックは圧巻でした。

また、オーディションで集まったコールドダンサーの皆さんの一糸乱れぬパフォーマンスも、作品の魅力を支える鍵になっていたかと思います。

 

今回のGKBプロフェッショナルパフォーマンスは、第一線で活躍している素晴らしいバレエダンサーの皆さまがバレエ団の垣根を越えて集まっており、普段は観ることのできない共演も観られるところが面白さの一つでもあると感じました。

次回のGKBプロフェッショナルパフォーマンス公演も楽しみにしたいと思います。

 

※当日の舞台映像は下記の日程でONLINEにてご覧いただけます。

「GKBプロフェッショナルパフォーマンス」

Act 1『Null』☞ (リンク先がきたら貼る)

Act 1『GISELLE』☞ (リンク先がきたら貼る)

※記事の文章及び写真を無断で使用することを禁じます。

「白百の許し」のオンライン配信